ウェブデザイナーの日記

SEO :: リンクを買うのは広告か?スパムか?

2007.06.07 20:06

SEO :: リンクを買うのは広告か?スパムか?

SEO :: リンクを買うのは広告か?スパムか?

グーグル(Google)が「ウェブマスター向けのガイドライン」を更新しました。巷で大流行のテキストリンク売買による順位上げについて言及。神はこの風潮を嫌っているようであります。怒ってるみたいよ↓

チンプンカンプンなひとのために基本的なことを述べます。グーグル(Google)のみならず、多くの検索エンジンは、順位づけの指標として被リンク数とそのクォリティを重視します。よそのサイトからたくさんリンクをされていて、なおかつ、数だけではなく有力なサイトからリンクされているとグーグル先生にイーコイーコしてもらえます。チョコがもらえる代わりに順位が上がる。巷でいわれている通り、そのアルゴリズムは様々な要因が絡んでいるのでそれほど単純ではありませんが、とにかく、優良かつ有名なサイトからたくさんリンクをされると点数が上がって順位が上がる傾向がある。

というのはまったく常識なので、素早くそしてパワフルにリンクをしてもらうための「テキストリンク売買サイト」というのが存在します。日本のサイトでもいくつかありますが、海外の方がスゲー。ケタとスケールが違います。オッソロシィほどのページランクの高さのディレクトリインデックスサービスがひしめきあっており、価格はピンキリですが、思ったほど高くない。数百ドル程度(par month)で、ページランク7くらいのサイトからリンクしてもらえます。こうしたテキストリンク売買サイトのアグレッシブさというのはドブネズミのような狡猾さで数十万を超える登録サイトを常時監視し、自分たちが定めるルールに合わないサイトを締めだすことによってランクをキープしているようです。つまりタコなサイトにリンクされること/することを彼らはものすごく怖れているようです。それによって巻き添えを食うんでしょう。

というまぁなんというか、一見するとテキスト広告と同じことをやってるんだけど、果たしてそれが広告といえるかビミョーというギョウカイ事情がある。なぜ微妙かというと、リンクを依頼する顧客たちはそのディレクトリサービスから客がくることを期待していないから。そこからのクリックは期待してないんだけど、そこでリンクされることによってサイトの評価が高まると期待してカネを払っているわけです。これが広告といえるのか?

という巷の風潮にグーグル様が怒っているようで「普通の広告だったらわしら文句はいわんのよ」と前置きし「広告というのならrel="nofollow"をつけるか、リダイレクトリンクにせよ」とおっしゃっておられます。さらには「リンク売買サイトを見つけたら通報してよネ。ヤツらはスパマーだよ」とFBIのようなうたい文句まで書かれてある!うわぁ。ペドフィリアのような扱いを受けているようです。

確かにリンク売買サイトというのはよろしくない空気があるけれど、だが、これは元々、個人レベルのサイト運営者が「優良なサイトをつくってもアクセスが伸びない」という悩みがあって、かたや大企業は莫大な広告宣伝費を投下するからワッハッハと客寄せをしている。もっとわかりよくいうと、わたしらのようなデザイナーにサイト構築を発注してサーバを借りて運用するよりも、楽天にお世話になったほうが手っ取り早く稼げちゃう(短期即決ビジネスの場合として)みたいな事情があって、その両者の違いは実店舗にたとえれば、個人商店を経営するか、人気のファッションビルにテナントを借りるかという違いに似ていて、リンク売買サイトっていうのは、なんとか風穴を開けたいインディーズたちの兵器であるともいえます。それを取り上げちゃったら不公平が増すだろ?

という気がする反面、昨今、過激なSEOに走る方々というのは、もはやそんなインディーズ魂のカケラもなく、スパムサイトをつくってPPC広告で稼ぎたいとか、アフィリエイトリンク貼りまくりで不労所得を得たいなんていうアホバカの集結だったりもするので、そういうヤツラは死んでくれと思うし、事情は混沌としているなぁと、私もこれを書いているうちにわけがわからなくなってきました。

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