ウェブデザイナーの日記

Pirate Bayが選挙に出馬 from スウェーデン :: wired.comより

2006.08.18 03:08

Pirate Bayが選挙に出馬 from スウェーデン :: wired.comより

先日お伝えしたスウェーデンの "piratpartiet (Pirate Party)" の取材記事がwired.comに載ってます。

「ファイル共有検索サイトの "priratebay.org" の運営者であるRickard Falkvingeは、現在の著作権に関する法律を「改善する」目的の政治結社、"piratpartiet (Pirate Party)" を設立した。国内で大きな賛同を得、選挙に出馬する意向を固めた模様」(wired.comより)

wired.comに加え、torrentfreak.comの記事にはこんなことも書いてあった↓

「スウェーデンの人気リアリティショー、"Toppkandidaterna (Top candidates)" に出演したPetter Nilsson氏が『もし賞金を獲得したら6500ドルをPiratebayに寄付する』と約束した。彼は番組で賞金を手にした後、約束通りの金額を寄付した」

この "Toppkandidaterna (Top candidates)" という番組はスタジオで出演者が政治家のフリをして自分の主張をする公開番組で、視聴者の賛同を得られた者が勝ちというスタイルの番組だそうです。Petter Nilsson氏の主張は「ファイル共有を認めろ〜」。彼は寄付のときのインタビューで「このお金を有意義に使ってもらって、ぼくらはそのお陰で音楽やゲームをますますダウンロードできるよ。さんきゅう」てなかんじで答えたそうです。テレビ番組の話ですよ!ウヒャ。

他にも、有名な政治家が「私もP2Pやってるよ〜」と広言したとかそういう事例がいくつか報告されており、つまりいまスウェーデンでは "come out of the file-sharing closet" なムードなんだとか。つまり「P2Pを隠れてやってないで、どんどんカミングアウトしようよ」という風潮が蔓延する兆しがあるという論調。

p2pはポルノやドラッグに続いて、社会のタブーに挑戦する問題提起となってゆくんでしょうか。しかしながら、これに関してはwired以外の情報があまりないし、あってもスウェーデン語で読めないから、wiredのニュアンスをそのまま信じてよいかどうかは疑問です。小さな事実をまとめていかにも国中がこうなってるみたいに書いてるかもしれないし。とはいえ、かなり細かく取材してある。いくつか関連記事があります。

いずれにしてもヨーロッパにこのような動きが出てくれば米のハリウッド資本は黙っていないだろうと思うんですが、しょっちゅう著作権問題で訴えられているgoogleなんかはどんなスタンスでいくんだろうとか、YouTubeと業務提携しているNBCはどう出るんだろうとか、興味深いテーマであります。世の中の動きは濁流のようでありますね。

このネタはwired.comでは連日報じていますが、hotwired japan、CNET、ITMediaといったジャパンなITニュースサイトがスルーしてるのはなぜぇ?

元記事&関連リンク↓

wired.com :: A Nation Divided Over Piracy
torrentfreak.com :: Tv-Show candidate will donate price money to The Piratebay
piratebay.org
piratepartiet (Pirate Party)
relakks.com
blog.3ot.net :: Relakks :: 完全アノニマスなアクセスを可能にする(らしい)新サービス

ウェブデザイナーの日記 [コメント (0) :: トラックバック (0) ]

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.3ot.net/ping/786